撮影協力:JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学系 坂本 勇樹 先生
キャビテーション気泡が崩壊する時に発生する圧力波を可視化しました。可視化には「シュリーレン法」を用いて圧力波(衝撃波)が伝播する様子を鮮明にとらえています。
【シュリーレン法で圧力波の可視化】
シュリーレン法は目に見えない無色透明の流れを可視化できます。平行な光を照射して密度勾配から流れを敏感に見ることができます。
【秒速約1650mで伝播していく圧力波をハイスピード撮影】
撮影は「毎秒30万コマ」でハイスピード撮影をしています。高速で動いていく圧力波の様子をスーパースロー映像でとらえています。
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