「加圧型シーディング装置 KFS-70」は、流体追従性に優れた煙を発生し、気流のPIVや流れの可視化を細部まで把握。常温状態で吐出される煙は、適度な散布を可能にし、分析の精度を一段と引き上げます。数分で気化蒸発する煙は、風洞(循環流路)での使用時にバックグランドの濃度を適切に管理。環境への影響を最小限に抑え、実験の信頼性を高めます。
加圧型シーディング装置 KFS-70を使用した「流れの可視化」イメージです。
レーザーシート光源「PIV Laser G series」で流れの断面を可視化しました。
ラージスケールでのPIVに最適です。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識」
PIVの計測精度に関わる重要なトレーサー粒子についてお調べですか?この資料では、トレーサー粒子を選ぶ時に注意するポイントや特徴をわかりやすく解説しています。まずはトレーサー粒子の概要をつかむのに最適です。資料をダウンロードする
流体への高い追従性
流体への追従性が高く、PIVに最適です。
風洞実験に最適なトレーサー
煙は数分で気化蒸発するので、循環流路で使用してもバックグラウンドの濃度を抑えられます(エッフェル型、ゲッチンゲン型 問わず)
コンプレッサーによる圧送方式
ホースによる圧送が可能で、ノズルまでの運用が可能です。装置内の液溜まりもありません。
多様なノズル(別売オプション)
実験条件や環境に応じたノズルをご提案します。一流線ノズル、翼型ノズル、パイプ式くし型ノズルなど。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説」
「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」などこれからPIVをご検討されている方へ、大まかな概要を掴めるPIVの入門ガイドです。まずはPIVとはどういったものか?ざっくりと把握できます。資料をダウンロードする
翼型ノズルから煙を吐出して、流線を形成できます。ノズル本体の形状が翼型のため、流れ場への影響が少なく可視化が行えます。
※煙を発生する環境によっては流線を形成できない場合があります。
翼型ノズル本体
流線形成のイメージ
発煙量 | 10 ~ 70 L / min ※デジタル設定 |
---|---|
煙粒径1 | 1μm以下 |
煙粒径の連続発生時間 | 約1時間(最大量発生時) |
濃度設定 | 低 / 中 / 濃 3段階ステップ設定 |
発煙剤 |
水溶性グリコール系 |
ウォームアップ | 約4分 |
供給圧縮空気 | 0.4MPa以上 |
電源 | AC100V 50 / 60Hz 500W |
外形寸法 | W260 × D445 × H370[mm] |
重量 | 約17kg |
オプション | 一流線ノズル、くし型発煙ノズル ※エアーコンプレッサー(発煙にはコンプレッサーが必要です) |
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