液相用トレーサー粒子

液相用トレーサー粒子_製品写真

液相用トレーサー粒子

実験条件に応じて最適なものをご提案

液相のPIVに最適な材質、粒径、比重の粒子を備えたトレーサー粒子です。実験条件に応じて、最適な粒子を選択いただけます。高い追従性を誇るトレーサー粒子は高精度なPIVを実現いたします。


トレーサー粒子について 液相PIVのためのトレーサー粒子

液相用トレーサーのイメージ
液相用トレーサー粒子をレーザーシートで可視化した画像

流体中に多数の粒子を懸濁し、これらを流体のマーカーとして追従させます。このトレーサー粒子の追従性はPIVにおいて非常に重要な要素となります。粒子の選択には、粒子の応答性、沈降速度、遠心力などの影響を考慮する必要があります。例えば、作用流体が水の場合、比重が1に近く粒径が小さいと、乱れにも追従します。

しかしながら、レーザーシート光源で散乱強度(粒子の視認性)を維持するためには、粒径が小さいと相応のレーザー出力が必要になります。トレーサーの選択によっては、計測精度を損ねたり、必要な機材やシステム構築に関する費用が大幅に増加する可能性もあります。カトウ光研では、お客様の実験条件に合わせた最適なトレーサー粒子選定のお手伝いをいたします。

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PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識

お役立ち資料【プレゼンにも使える
PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識

PIVの計測精度に関わる重要なトレーサー粒子についてお調べですか?この資料では、トレーサー粒子を選ぶ時に注意するポイントや特徴をわかりやすく解説しています。まずはトレーサー粒子の概要をつかむのに最適です。資料をダウンロードする

液相用トレーサー粒子を比較 粒径の違いによる視認性と追従性

トレーサー粒子の大きさ(粒径)によって違う、流体中のふるまいを比較しています。粒子の視認性・追従性をご参考ください。

動画内では、3種類の粒子で比較しています。
粒径 / 比重
・上段:10μm / 1.02
・下段左:90μm / 1.01
・下段右:250μm / 1.01

PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説

お役立ち資料【プレゼンにも使える
「PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説」

「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」などこれからPIVをご検討されている方へ、大まかな概要を掴めるPIVの入門ガイドです。まずはPIVとはどういったものか?ざっくりと把握できます。資料をダウンロードする


製品ラインナップ 標準粒子と蛍光粒子

白色粒子

白色粒子

液相PIVで実績の多い、トレーサー粒子のラインナップです。
計測したいエリア、光源の出力に応じて選定します。

製品名 内容量 粒径 比重 備考
液相用ポリアミド粒子 250mL 50μm 1.03 ラージスケールにも最適
合成吸着剤 500mL 60 ~ 200μm
250 ~ 700μm
1.01
(水温25℃時)
PIVで多数実績あり。
多孔質のため、
水中で保管してから使用。
真球状ポリマー粒子 500mL 10μm 1.02 低コストで大容量。
局所的なPIV向き。

粒子径標準粒子

粒子径標準粒子

粒子径標準粒子は、アメリカ合衆国の国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology)
通称NISTの標準として採用されています。各分野で高い信頼を得ており、真球度に優れ粒度分布が揃っています。

製品名 内容量 粒径 比重 備考
クリアーポリエチレン粒子 ※0.2g ~ 10g ※1 ~ 1700μm 0.96 ※内容量・粒径は
多数ラインナップがございます。
お気軽にお問合せください。
真球状ポリマー粒子 ※0.1g ~ 10g ※10 ~ 1180μm ※1 ~ 1.35 ※内容量・粒径は
多数ラインナップがございます。
お気軽にお問合せください。

蛍光粒子

蛍光粒子

蛍光粒子は従来用いられているローダミン系のような毒性のある粒子では無く、安全性の高い粒子材質でご案内できます。光源由来の外乱光を波長的に取り分けて撮影することで、壁面近傍域や気泡などの反射によるハレーションを抑えた撮影が可能になります。併せてカメラに取り付ける光学フィルタもホルダーから作成致します。

製品名 内容量 粒径 比重 発光波長(励起波長) 備考
蛍光赤色ポリエチレン粒子 ※0.1g ~ 10g ※10 ~ 1000μm 0.995

※約605nm
(520 ~ 532nm)

※内容量・粒径・励起波長は
多数ラインナップがございます。
お気軽にお問合せください。
カルマン渦の渦度を計測_PIVとは

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