好評をいただいていたPIVソフト「Flow Expert」が大幅にバージョンアップしてNEWリリース!わかりやすいインターフェースと直観的な操作性はそのままに、新たな機能・解析項目を追加して生まれ変わりました。流体解析の新しい可能性を提案いたします。※旧ソフトウェアのプロジェクトデータもそのまま読込可能です。
2DPIV(2次元2成分) Flow ExpertⅡ2D2Cも同時リリース➡ 製品ページ
2次元3成分の速度ベクトルを算出
流体の速度ベクトルを算出します。2台のカメラで撮影することで、奥行方向の流れも算出できます。
※計測はレーザーシート面内のXYZ成分の算出(3成分)です。3次元計測ではありません。
グラフ作成
算出した速度ベクトルから、指定ポイント、ライン、エリアを簡単な操作で時系列データのグラフを作成できます。
CSV出力
解析項目、キャリブレーションデータを数値データとして※CSV出力できます。
※出力したCSVデータの見方について解説しています。
車両モデル方法の気流をステレオPIVで計測した事例として、Flow ExpertⅡ2D3Cで出力できる解析項目のプレビュー動画です。カメラ2台を使用したステレオ撮影を行うことで、計測面の3成分を測定することができます。
他の実験条件の動画へ一括で連続処理
基準となるプロジェクトで解析を行っておけば、別プロジェクトに対して同じ処理を一括で行えます。複数条件の実験で大幅な時間短縮になります。
バッチ出力|動画データと数値データ(CSV)を一括で出力
解析結果の動画と数値データも一括で出力できます。出力したい項目を詳細に選択することが可能です。
FFT(高速フーリエ変換)でパワースペクトル密度を算出
乱流のエネルギーがどの周波数成分に配分されているかを示すパワースペクトル密度を算出できます。
グラフ種類「格子点」では、解析画像内のベクトルを指定することで、周波数成分の値を確認できます。また、グラフ種類「周波数」では、表示されている周波数を変化させてパワースペクトル密度を確認できます。
エクセル等で編集可能なレポートを出力できます。キャリブレーションデータや計測時のパラメータを、出力した画像と合わせて確認できます。
実験条件ごとに作成したプロジェクトを複数インポートして、ベクトルを選択すると自動で流速の変化を比較できます。時間のオフセットも設定可能です。
CFDデータを取り込んで、カラーコンターを同じ色に変換して比較することができます。カラーバーの2点を指定するだけで、同じ色のカラーバーを作成できます。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV入門ガイド|必要な機材から計測手順までわかりやすく解説」
「PIVって何?」「何ができるの?」「必要な機材は?」などこれからPIVをご検討されている方へ、大まかな概要を掴めるPIVの入門ガイドです。まずはPIVとはどういったものか?ざっくりと把握できます。資料をダウンロードする
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIV計測で知っておくべき!トレーサー粒子の基礎知識」
PIVの計測精度に関わる重要なトレーサー粒子についてお調べですか?この資料では、トレーサー粒子を選ぶ時に注意するポイントや特徴をわかりやすく解説しています。まずはトレーサー粒子の概要をつかむのに最適です。資料をダウンロードする
インタラクティブな3D表示で詳細を把握
速度ベクトルを算出し、3D表示で画面を回転させることにより、さまざまな角度からベクトルマップを確認することができます。解析結果の視覚的な理解を促進します。
3次元変換を含むレンズ歪補正
Flow Expert2D3Cは、グリッドキャリブレーションに対応。レンズ歪みを含む3次元変換が可能になり、より高精度な計測ができます。
キャリブレーションデータからカメラ配置を再現
2台のカメラ配置をソフトウェア上で再現。実行したキャリブレーションデータ(校正データ)の正確さを視覚的に確認できる機能です。
校正面とレーザーシート面のズレを補正
ミスアライメント補正は、校正面とレーザーシート面の3次元配置をソフトウェア上で再現し、両面のズレを補正します。これにより、レーザーシートとカメラ(2台)配置が難しい場合にも正確に計測ができます。
2次元2成分から2次元3成分へアップグレード可能
2D2Cから2D3Cへのアップグレードにより、従来の2次元解析だけでなく、3成分での流れの変化も捉えることが可能になります。これにより、研究の幅が広がり、より深い洞察を得ることができます。
※アップグレード費用が別途掛かります。
瞬時速度ベクトル
瞬時速度ベクトルを算出できます。速度U, V, Z, UV, UVZの出力します。
渦度
流れの回転を表す物理量で、回転運動の強さを評価します。
速度勾配テンソル
速度場の局所的な変化を表す量です。流体の変形や回転の特徴を捉えることができます。
平均速度ベクトル
瞬時速度ベクトルを平均して、統計的なベクトルを算出することができます。
乱流エネルギー
乱流における速度変動のエネルギーを表します。乱れの強度や流れの特性を評価する上で重要なパラメータです。
レイノルズ応力
乱流における流体粒子の速度変動によって生じる応力成分を表す物理量です。エネルギー伝達、物質輸送などに関与します。
発散(新機能)
微小な体積から流体がどの程度湧き出しているかを表す量です。
散逸(新機能)
乱流エネルギーが熱に変換される度合いを表す量です。
パワースペクトル密度(新機能)
FFT(高速フーリエ変換)で求められるパワースペクトル密度は、乱流のエネルギーがどの周波数成分に分配されているかを示す指標になります。
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIVで理解する流体の基本|発散と渦度の入門ガイド」
PIVで算出できる「発散」「渦度」についてお調べですか?この資料では、いまいち理解が難しいPIVの解析結果である発散と渦度について解説しています。発散と渦度を身近なものでイメージした場合や使われる場面などまずは、どういった物理量なのか?おおまかな概要を抑えることができます。資料をダウンロードする
お役立ち資料【プレゼンにも使える】
「PIVで理解する流体の基本|乱流エネルギーとレイノルズ応力の入門ガイド」
流体力学において重要なパラメータの「乱流エネルギー」「レイノルズ応力」についてお調べですか?この資料では、PIVで求める乱流エネルギーとレイノルズ応力について焦点を当てて、身近なものでイメージした場合や使われる場面など解説します。まずはどういった物理量なのか?おおまかな概要を抑えることができます。資料をダウンロードする
測定項目 | 2次元3成分PIV、2次元2成分PIV、2次元2成分PTV |
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計算方式 | PIV:直接相互相関法、再帰的相関法、反復画像変形法、アンサンブル相関法、CBC |
キャリブレーション | 画像距離指定、2次射影変換、校正板対応 |
ベクトル項目 | XYZ合成、X、Y、Z、相関係数、平均 |
解析項目 | 速度ベクトル(瞬時、平均)、流線、流脈線、流跡線、発散、渦度、速度勾配テンソル、速度標準偏差、散逸、 乱流エネルギー、レイノルズ応力、パワースペクトル密度 |
CSV出力可能数値データ | 速度(X、Y、Z、XYZ合成)、発散、渦度、速度勾配テンソル、散逸、乱流エネルギー、レイノルズ応力 |
グラフ表示 | 時系列、指定ポイント、ライン、エリア(移動距離、速度) |
画像処理機能(前処理機能) | 画像処理フィルター(平滑化、メディアン、ラプラシアン、鮮鋭化、エッジ検出:Roberts、Prewitt、Kirsch、Sobel) 画像演算、画像間演算、輝度補正、凸部抽出 |
誤ベクトル修正 | 8近傍平均閾値削除、8近傍中間値閾値削除、輝度標準偏差削除、平均輝度閾値削除、相関係数閾値削除 |
対応画像フォーマット | AVI、WMV、JPEG、BMP、TIFF、PNG連番 ※WMVでは大容量ファイルに対応できないことがあります |
データフォーマット | プロジェクトファイル形式、CSV |
CSVデータについて
ソフトウェアで出力したCSVデータの見方について解説しています。
対応OS |
Windows10 32/64bit、 Windows8.1 32/64bit、 Windows7 32/64bit 日本語版/英語版 |
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CPU | インテルPentium4プロセッサ以上(マルチコア推奨) |
メモリ | 1GBのRAM(3GB以上を推奨) |
ストレージ | 空き領域が2GB以上 |
モニター | 1024 × 768以上の解像度(1280 × 800以上を推奨) |
グラフィック | Shader model2.0必要 |
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