計測事例のご紹介
札幌医科大学麻酔科チーム様が実施した実験の論文が、
ELSEVIER社の「Infection Prevention in Practice」に掲載されました。
使用機材:微粒子可視化システム PIVシステム
飛沫・エアロゾルの可視化とは
日常生活で様々な感染リスクが危惧される状況となり、今まで想定されなかった様々なリスクを視えるようにすることで、行動様式全般を見直し、最適なリスクコントロールを行うことができます。特に一個人だけでなく、公衆衛生の目線で多くの人が共有できる情報の検証を行うことは、集団感染回避への道筋をつけることができます。今まで当然とされてきていた衛生用品、空調、人同士の距離などをコロナウイルスの蔓延以降の検証テーマで可視化することで、潜在的なリスクを顕在化させ、より現状に即した機能性を追求することが可能です。 再現性が難しい事象についても、比較評価ができるよう実験系から構築のお手伝いをさせて頂きます。 シミュレーションやセンサー系での計測と併せて、可視化計測による実測でのメカニズムの解明は、現象の正しい理解への近道になり、また高い説得力を持った情報へと昇華できます。
- 可視化することにより評価対象の感染リスクを検証できる
- 可視化することにより感染防止に有効な機能か比較検証できる
- 可視化することにより感染防止で行っている対策を伝えられる
-
2021/12/14
-
2021/11/30
-
2021/07/20論文掲載のご紹介
新型コロナウイルス感染症(Covid-19)対策に関連し、
横浜市立大学医学部口腔外科学 大屋先生の論文が
「QJM: An International Journal of Medicine, hcab169,」に掲載されました。
弊社の微粒子可視化システムにてエアロゾルの可視化検証をして頂いております。
https://academic.oup.com/qjmed/advance-article/doi/10.1093/qjmed/hcab169/6303751
飛沫・エアロゾルの可視化事例
マスク・フェイスシールド・くしゃみ・呼気
歯科治療中に飛散するミストを見える化【飛沫感染のリスクを可視化】
撮影協力:藤田医科大学 医学部 歯科・口腔外科学講座
小林 義和 先生
金 珉廷 先生
撮影協力:藤田医科大学 医学部 歯科・口腔外科学講座
小林 義和 先生
金 珉廷 先生
歯科治療中に飛散してしまうミストを見える化しています。
歯科治療では 医療従事者の方や患者は飛沫感染のリスクがあります。
飛散するミストは「バキューム」を使って"吸引"をしていますがミスト自体を可視化をすることで その効果を検証してみました。
歯科治療では 医療従事者の方や患者は飛沫感染のリスクがあります。
飛散するミストは「バキューム」を使って"吸引"をしていますがミスト自体を可視化をすることで その効果を検証してみました。
- 使用機材
ランニング中の「エアロゾル」 周囲への影響を見える化
感染経路として危惧されている「エアロゾル」を解析しています
ランナーの呼吸を例として残留するエアロゾルが周囲へ及ぼす影響を解析しています
ランナーの呼吸を例として残留するエアロゾルが周囲へ及ぼす影響を解析しています
- 使用機材
飛沫の飛散(くしゃみ)3次元PTV計測
呼気に含まれるエアロゾルを可視化(Covid-19対策)
感染リスクと考えられているエアロゾルを可視化しています。
粒径が1μ前後と非常に細かい粒子が対象です。
人が吐いた息に含まれるエアロゾルの挙動をご参考ください。
粒径が1μ前後と非常に細かい粒子が対象です。
人が吐いた息に含まれるエアロゾルの挙動をご参考ください。
- 使用機材
ソーシャルディスタンスと室内気流の最適化検証
マスクごとのエアロゾル吸引状況の可視化評価(Covid-19対策)
4種類のマスクを比較してます。マスクによって変わるエアロゾル吸引の様子を実験設備を使って検証しています。
レーザーシート光源を使って可視化されたマスク性能の違いをご覧ください。
レーザーシート光源を使って可視化されたマスク性能の違いをご覧ください。
- 使用機材
くしゃみの飛沫とエアロゾルの浮遊を可視化検証
マスク用補助具による機能強化の可視化
サージカルマスクの補助具「マスピタ」有りと無しで比較しています。
くしゃみをした時の飛沫が飛ぶ量を比べています。
飛沫の可視化には高感度撮影と画像処理で行い、飛沫の軌跡も表示しています。
くしゃみをした時の飛沫が飛ぶ量を比べています。
飛沫の可視化には高感度撮影と画像処理で行い、飛沫の軌跡も表示しています。
- 使用機材
飛沫・エアロゾル発生装置によるマスク機能性評価
くしゃみをした時の飛沫を再現して可視化しています。マネキンから飛沫を噴射させる装置を使って実験を行い、人のくしゃみを再現しています。
マスクをした状態で噴射させて、マスクの効果・飛沫の周囲への影響を評価します。
マスクをした状態で噴射させて、マスクの効果・飛沫の周囲への影響を評価します。
- 使用機材
マスクの隙間からの周辺大気の吸引漏れ評価
マスクの隙間から吸引してしまう空気を可視化して解析しています。
装着をしっかりしていないと吸い込んでしまう周囲の空気が多くなることが解析からわかります。
解析はPIVで行い、速度ベクトルを算出しています。
装着をしっかりしていないと吸い込んでしまう周囲の空気が多くなることが解析からわかります。
解析はPIVで行い、速度ベクトルを算出しています。
- 使用機材
くしゃみ・咳の飛散の可視化
発声時の飛沫量の違いを可視化評価
KN95マスクのフィルタ通過性能とエアロゾル吸引抑止性能の可視化評価
KN95マスクをしてくしゃみをした時の飛沫の飛び方を可視化しています。
また周囲の空気をマスク装着状態でどの程度吸い込んでいるか?を検証した動画です。
また周囲の空気をマスク装着状態でどの程度吸い込んでいるか?を検証した動画です。
- 使用機材
フェイスシールドの飛沫・エアロゾルへの効果検証
フェイスシールド装着時で飛沫の飛び方、エアロゾルが対流する様子を可視化しています。解析にはPIVを使って速度ベクトルを算出しています。
- 使用機材
仰向け時の咳における飛沫の可視化検証
口腔ケア時の飛沫可視化
歯磨きをしているときに、どれくらい飛沫が飛んでいるかを可視化しています。可視化には高感度カメラと画像処理を行って、通常映らない粒子の状態を確認できます。
- 使用機材
シチュエーション別 周囲への影響を可視化
ジョギング時の飛沫飛散状況の可視化
オフィスにおける呼気の挙動の可視化検証
呼気の浮遊挙動に対するパーテーション高さの最適化検証
感染リスクの検証としてパーテーションの最適な高さを検証しました。
呼気を可視化することで周囲へどのように影響を及ぼすか?
パーテーションの高さがどの程度あれば適切か?を検証しています。
呼気を可視化することで周囲へどのように影響を及ぼすか?
パーテーションの高さがどの程度あれば適切か?を検証しています。
- 使用機材
トイレの使用時における飛沫や発塵リスクの検証
不特定多数の方が使用する場所に設置されたトイレで飛沫の飛散状況を可視化しています。
感染リスクと考えられる、紙粉や洗浄水の飛散状況も観測しています。
感染リスクと考えられる、紙粉や洗浄水の飛散状況も観測しています。
- 使用機材
トイレや更衣室での飛沫・エアロゾル発生動作の検証
室内換気状況の可視化
室内の換気状況をレーザーシート光源を使って可視化しています。
窓を締め切った状態の室内に煙を散布させて換気を開始。時間経過とともにどの程度の換気効果があるか検証しています。
窓を締め切った状態の室内に煙を散布させて換気を開始。時間経過とともにどの程度の換気効果があるか検証しています。
- 使用機材
屋外から持ち込まれる異物の可視化
帰宅時に屋外から持ち込まれる異物・微粒子を可視化しています。
衣服や靴に付着した異物が屋内に入るときに一緒に持ち込まれてしまいます。肉眼では観測できない異物・微粒子を可視化しました。
衣服や靴に付着した異物が屋内に入るときに一緒に持ち込まれてしまいます。肉眼では観測できない異物・微粒子を可視化しました。
- 使用機材
飛沫・エアロゾルの可視化 関連製品
飛沫・エアロゾル可視化撮影システム

コロナウイルスの感染リスク対策など飛沫関連の可視化評価に
微粒子可視化システム微粒子可視化システム

現場での運用効率を極めた清浄空間での異物対策システム
PIVシステム2D2C
PIVシステム2D2C
PIVシステム2D2C

高速度カメラによる時系列評価用の流体解析の基本システム
システムシュリーレンSSシリーズ

手軽なシュリーレン撮影を実現した省スペース光学システム