
レンズ式シュリーレンの特長


有効径が大きいものは凹面鏡がコスト的にはお勧めですが、光学配置をコンパクトにできるので光学配置に制限がある燃焼実験や光軸がガラス面で変わりやすい水槽内の可視化撮影などにレンズ式が最適です。
また、これから導入される方や学生さんが扱うに当たっては、原理が把握しやすく光軸調整が容易なためお勧めです。
高速度カメラなどの撮影部とも手軽にセットアップ可能です。
レンズ式シュリーレン 可視化事例
燃焼爆発伝播【シュリーレン法】
撮影協力:諏訪東京理科大学 今村友彦 先生
チャンバー内の可燃性ガスの燃焼爆発挙動のシュリーレン可視化映像です。
視野角はφ30mm、伝播速度は約3~4m/sとなります。
爆発時の衝撃波が鮮明に確認できます。
撮影協力:諏訪東京理科大学 今村友彦 先生
チャンバー内の可燃性ガスの燃焼爆発挙動のシュリーレン可視化映像です。
視野角はφ30mm、伝播速度は約3~4m/sとなります。
爆発時の衝撃波が鮮明に確認できます。
- 使用機材
-
- レンズ式シュリーレン(φ50mm)
- ハイスピードカメラ
- 撮影条件
-
撮影速度:8000fps 解像度:1024×1024px
露光時間:1/400000
音場の可視化【シュリーレン法】
撮影協力:早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 及川先生
ボルト締めランジュバン型振動子(BLT)から放射された超音波をシュリーレン法を用い可視化しました。 超音波は直進性が強いという性質があり、可視化画像からもその様子を見て取ることが出来ます。
撮影協力:早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 及川先生
ボルト締めランジュバン型振動子(BLT)から放射された超音波をシュリーレン法を用い可視化しました。 超音波は直進性が強いという性質があり、可視化画像からもその様子を見て取ることが出来ます。
- 使用機材
-
- レンズ式シュリーレン(φ100mm)
- ハイスピードカメラ
- 実験条件
- 音の周波数:40kHz 音圧レベル:140dB
レンズ式シュリーレン 用途
- 圧縮性流体の研究、空気の流れ・衝撃波の可視化
- 熱流体研究、燃焼や爆発現象の観測(エンジンの研究)
- 水中超音波の可視化
- 流体の混合
- アルゴン・ヘリウムなど 産業用ガスの可視化
- 透明な固体の密度勾配を可視化
レンズ式シュリーレン 構成例
- ■シュリーレン用レンズ×2
- ■ナイフエッジ
- ■キセノン光源-LSシリーズ
- ■撮像部(ハイスピードカメラなど)
- ■光学レール または マグネットベース
- ■シュリーレン専用画像処理ソフト「SS Viewer」
シュリーレン用レンズ 仕様
有効径D | 50mm | 100mm | 150mm | 200mm |
---|---|---|---|---|
焦点距離(f) | 500mm | 1000mm | 1500mm | 2000mm |
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